ほくろ・いぼのお悩み

ほくろができるメカニズム

ほくろとは小型の色素性母斑のことで数mmから1cm大の大きさのものをいいます。
ほくろは遺伝、紫外線、ホルモンバランスなどさまざまな要因で発生し、ゆっくりと色や形が変化していきます。
良性と考えられるものは経過観察とすることもありますが、整容上の問題があるもの、大きなものについては外科的な切除、あるいはレーザー治療を行うことがあります。

いぼができるメカニズム

いぼとは、手足の指や足の裏などに好発する数mmから数cm程度の盛り上がった病変です。
ウイルスが小さなキズから侵入して皮膚の表面に感染することで発生します。
レーザーによる治療や、沢山ある場合は内服を行うこともあります。

ほくろやイボなどの皮膚腫瘍は、(1)レーザーによる蒸散、または(2)手術による切除の2つの方法で除去可能です。

どちらの方法が適応なのかは、大きさや部位、仕上がりのご希望などで総合的に判断いたします。
保険診療が可能な場合もありますので、お気軽にご相談ください。

レーザーによる蒸散(CO2レーザー)
治療時間

5~10分程度(ほくろの量・大きさによって異なります)

痛み

必要に応じ、局所麻酔を行いますので、痛みはほとんどありません

患部の状態・ダウンタイム

施術部位を茶色いテープや人工皮膚で保護します。
照射部位に一時的にカサブタが出ますが1週間程度で自然に剥がれます。
しばらく赤味と凹みがみられ、3ヶ月程かけて徐々に目立たなくなります。

メイク

翌日~5日後ぐらいから可能です

洗顔・入浴

翌日より可能ですが、患部を強く擦らないように注意してください

通院の有無

必要ありません(大きなほくろの場合、数回の照射が必要な場合もあります)

手術による除去
治療時間

30分程度(ほくろの量・大きさによって異なります)

痛み
患部の状態・ダウンタイム

施術部位をガーゼまたは茶色いテープで保護します。
切除部分に腫れや内出血が生じる場合がありますが1~2週間程度で治まります
うっすらと白い痕が残りますが、徐々に目立たなくなります
痛みや熱感を感じる場合には、傷口を濡らさないようにして冷やしてください
痛み止め、抗生剤を処方しますので、痛みの度合いに応じて服用してください。

メイク

施術部位以外は翌日から可能です

洗顔・入浴

シャワー・洗顔は施術部位を濡らさなければ翌日から可能、入浴は抜糸後から可能です

通院の有無

1回(約1週間後に抜糸を行う場合がございます)

当院でほくろ・いぼの治療に用いる機械・施術