各種検査

Examination

フードアレルギー検査

「フードアレルギー」というと、お蕎麦や卵に対するアレルギーのように、食べてすぐに症状が出るものを想像する方が多いのではないでしょうか。
実はその他に、数時間~数年経過してから、ゆっくり・じんわりと体調不良を起こすタイプのフードアレルギーもあります。
すぐに自覚症状が出ないために原因が特定しづらく、知らず知らずのうちに飲食と体調不良を繰り返してしまう方が多いのが、遅延型アレルギーの特徴です。慢性的にアレルギー症状を起こすことで、身体に炎症という形で負担がかかり、老化や病気の原因となってしまう可能性もあります。

即時型の食物アレルギーで何も出ないのに、何か食べると、下痢、鼻詰まり、肌荒れ、ニキビなどを含め、体調が崩れてしまう際などに、解決の糸口となる検査です。

意外な食品が不調の原因であった、ということも考えられますので、一度、検査をお受けになってみませんか?

96項目の食品・スパイスを細かく検査

フードアレルギー検査は、日本人の食生活に対応した96種類の項目をチェック。

日常生活に検査結果を取り入れやすいよう、例えば「アボガドはOK、ヨーグルトはNG」というように、野菜・果物・乳製品・ナッツ類・肉類・魚類等のカテゴリ毎に、食品へのアレルギー度を検査報告書にまとめてご連絡いたします。

腸内環境検査

腸内の善玉菌から悪玉菌を検出し、結果ごとに、善玉菌優位な環境へ改善するために必要となる、食品群や栄養素を、タイプ別に提示します。

副腎疲労検査

慢性的なストレス負荷が招く、不調の原因検索に用います。
結果から、ホルモン剤やサプリメント補充、時には点滴療法を用いて、回復を促します。

遺伝子検査

遺伝子検査 グリーンコード

①日本人に特化して、日本中の医療機関からデータ供給をうけ、日々アップデートされている、グリーンコードを用い、遺伝的要因と、生活習慣要因を合わせて解析し、各種癌や、糖尿病、脳や心臓、血管系疾患、肝臓疾患、アルツハイマー、脂質異常症などの、発症リスクを算出し、予防対策として役立てます。

②遺伝タイプから、筋肉や関節障害リスク、疲労回復スピード、脂肪蓄積タイプ、紫外線リスク、睡眠障害リスクなどを検出し、怪我や不調の予防、競技適応力の向上に役立てます。

妊娠前検査

妊娠前に行う、母体準備の各種検査・治療プログラムを総称して「プレナタル」と呼びます。
血液・尿・便検査から、ご自身の身体の状態を確認。対処療法を行います。
健康な母体で赤ちゃんを育むために。出産後の赤ちゃんの健康リスクを軽減するために。これから妊娠をお考えの方にぜひ受けていただきたい予防医療です。
当院では、プレナタルの観点から3つの検査を実施。検査結果を総合的に判断して、ひとりひとりの身体に本当に必要なプレナタル・ケアをご提案しています。

1. フードアレルギー検査 ~アレルギー移行を回避~

すぐに症状が出るタイプのフードアレルギーと異なり、遅延型フードアレルギー(IgG抗体によるアレルギー症状)は胎盤移行性があり、母体から胎児にも移行してしまいます。

妊娠期間中にアレルギーを引き起こす食品を避けるなどすれば、子供のアレルギーを回避できる可能性があり、そのためにまずは検査を行うことを、妊娠前予防医療「プレナタル」の一環としてお勧めしております。

2. ホルモンバランス検査 ~妊娠の阻害要因を解消~

生理周期は順調でも、妊娠に必要な「排卵」がなされておらず、不妊に悩む女性が近年、増えています。

「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」は卵細胞が排卵されないまま卵巣内にいくつもたまってしまい、不妊の原因となる病気です。

自覚症状が顕著にでないため、気づいていない女性も少なくありません。PCOSは血液検査で各種ホルモン値を測定し、排卵周期に併せた処方で治療可能です。

3. 分子栄養検査 ~健康な身体で赤ちゃんを育む~

妊娠前・妊娠中は、健康な身体で赤ちゃんを育むために、体内の栄養バランスを整えることがとても大切です。

分子栄養検査では、ひとり1人異なる栄養素の必要量を検査。不足分をサプリメントで補います。