585は、イタリアの製品で、日本1号機が当院に導入されています。
585nmの赤い色に吸収される波長を有するレーザーで、3mm以下レベルの静脈や、糸状~クモ状の毛細血管などの治療が可能です。
ハンドピースを変えることで、赤ら顔や新旧の傷ややけど跡、肝斑の治療にも用いることができます。
赤みのある肥厚性瘢痕、抜糸したての傷~古傷にも有効ですが、茶色味の強い、ヤケドなどの後の炎症性の色素沈着や、肝斑治療にも役立ちます。血管の治療も可能ですが、麻酔も不要なので、楽に治療を受けていただけます。
肌の状態に対し、パワーやバランスが見合わない照射を行ってしまうと、ヤケドをするリスクがあるため、肌質をよく見極め、慎重に照射を行います。